■検査名:ピロリ菌検診 ■検体物:尿 ■検査内容:ヘリコバクター・ピロリ菌抗体 ■特徴:ヘリコバクター・ピロリ菌に感染すると、胃の中でアンモニアが合成されて胃酸の分泌が高まります。その結果、胃酸で胃の粘膜が傷つき、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こし、場合によっては胃がんまで進行するといわれています。 ■注意症状:ピロリ菌に感染すると、胃に何らかの炎症が起きるため、胃痛や胃もたれ、口臭といった症状が現れます。また、害虫が菌を運ぶといわれているため、部屋やトイレを清潔に保つことが重要です。 ■早期発見:ピロリ菌に感染していると胃がんへ進行する可能性があるので、早期に発見し、除去することが重要となります。胃がんまで進行した場合でも、早期発見であれば90%以上の確率で完治するといわれています。 ■検査対象外: ・生理中の方(検体が尿の場合) ・除菌治療中および治療後6ヶ月以内の方 ※抗体検査は現在の感染状態を反映させる検査ではありません。また、除菌治療後数ヶ月間は【陽性】を維持する場合がありますので、除菌の確認としての検査はできません。ただし、除菌治療後6ヶ月以降の方は検査をすることができます。